ルノー・サンクが、ガンディーニにとっての「BX後」であったのに対し、シトロエン・エグザンティアは、シトロエン社にとっての「BX後」ということになる。BXの後継車ということになる。
エクステリアのデザインは、BXの平面の組み合せに対して、緩やかな曲面の組み合せであることを感じる。
インテリアも同様に、BXが薄板のプラスチックをそのままに近い状態で使っているように感じられるのに対して(実際はそうではないかもしれないが、薄い平板のイメージがBXにはある)、エグザンティアは、適度に曲面を作り、リブを使って実用度の高さを感じさせている。
それは、BXのコンセプチュアルでアドバンス的なデザインに対して、エグザンティアは、多少熟れた現実的なデザインであることを感じさせる要素でもある。
それは、同じガンディーニのデザインであるランボルギーニ・カウンタックと、その後のディアブロを見比べた時にも感じることなので、別の見方をすれば、「時代の表現」と言ってしまえるのかもしれないが…。
カウンタックの登場が1971年。シトロエンBXが1982年。一方のディアブロが1990年。エグザンティアが1993年…ということを見れば、デザインの世界は1990年代になって、「現実」に目覚めたと言えるのだろうか?
1990年は、ベルリンの壁が壊され、ゴルバチョフがノーベル平和賞を受賞し、そしてバブルが崩壊した年として記録されているが…ちょっと考え過ぎか?。


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